保険クリニックへの相談を考えている人へ。保険証券を持って複数の商品を並べて比べたいときの選択肢です。ただし、比較表に載る商品が市場の全商品とは限らず、取扱保険会社は店舗によって異なります。相談前に今の保障と知りたいことを整理し、提案後は候補の範囲と理由を確認しましょう。
- 現契約を持参証券・更新案内と相談したい点を用意
- 比較の範囲を聞く取扱会社・候補から外した商品を確認
- 提案を持ち帰る条件と解約リスクを照合して判断
保険クリニックでできることと範囲
運営会社のアイリックコーポレーションは、加入中の保険証券を分析し、複数商品の保障内容や保険料を同じ形式で比較できる「保険IQシステム」を案内しています。公式店舗検索では、相談は何度でも無料とし、店舗のほかオンライン相談も案内しています。訪問相談は対応地域・日時を店舗に確認してください。
無料相談は公的な中立相談ではなく、保険商品を取り扱う民間の代理店サービスです。店舗ごとに取扱保険会社が異なり、オンライン相談では案内可能な商品に制限があります。契約中の保険を確認するだけで十分な場合は、まず保険会社の契約者窓口を使う方法もあります。
比較表では保険料だけを見ない
同じ月額保険料でも保障額、保障期間、特約、更新条件、免責、解約返戻金は異なります。比較表を受け取ったら、次の項目が同じ条件で並んでいるかを質問してください。
| 項目 | 担当者への質問 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 比較の母集団 | この店舗・相談方法で扱う会社と商品は?候補外の理由は? | 取扱外の商品まで比較したように受け取らない |
| 保障の条件 | 保障額・期間・特約・支払対象外は揃っている? | 安い保険料が保障の縮小による場合もある |
| 将来の負担 | 更新後保険料、払込総額、解約返戻金は? | 当初の月額だけでは長期負担が分からない |
| 既契約の扱い | 今の契約を残す・減額する案も比較した? | 新規加入時の告知や保障の空白を確認する |
医療費への備えなら公的医療保険や高額療養費、死亡保障なら遺族年金や貯蓄を見積もり、民間保険で補う額を比較の前提にします。制度の確認先は金融庁の公的保険ポータルです。具体的な受給要件や契約条件は公的窓口・保険会社にも確認してください。
証券と個人情報を渡す前に
相談には保険証券、契約内容のお知らせ、保険料の更新案内があると役立ちます。ただし、家族構成、収入、健康状態、証券の情報は個人情報です。運営会社の個人情報保護方針と予約フォームの提供先を確認し、どの情報を誰と共有するかを聞いてから渡してください。フランチャイズ店では運営する代理店も確認します。
健康状態の詳細を伝える場合、相談員への口頭説明だけで保険会社への告知が済むとは限りません。新しい契約の申込時には、指定の告知書や手続きで正確に伝える必要があります。相談中に契約を決める必要はなく、提案書・契約概要・注意喚起情報を持ち帰って確認できます。
相談後に取る行動
比較表と提案理由を残し、今の契約を継続した場合と、変更・新規加入した場合の保障と負担を並べます。既契約を解約する提案なら、先に保険会社へ解約返戻金、給付金の請求漏れ、減額などの可否を確認してください。選べる相談方法と店舗は保険クリニックの公式店舗検索で確認できます。相談先を広く比べたい人は生命保険相談の使い方、保険証券の整理は保険ショップ相談、契約条件の確認は約款の読み方へ進んでください。