同じ人でも目的は複数あります。まず一番困る場面から読み、重複する保障や公的給付を後で差し引きます。
保険以外の方法が適することもあります。医療・死亡・就業不能では公的保障を、教育・老後では使う時期と価格変動を先に確認してください。
保険を比べる4つの軸
同じ名称でも、契約ごとに保障期間や支払条件は異なります。種類を選んだ後は次の点を契約概要・約款で確認してください。
| 見るところ | 確認する内容 |
|---|---|
| 受け取れる条件 | 死亡、入院・手術、就業不能、満期など、どの出来事が支払対象か。 |
| 保障される期間 | 一定期間か一生涯か。更新がある場合、更新後の保険料はどうなるか。 |
| 保険料を払う期間 | 保障期間と払込期間が同じか。払込終了後も特約が続くか。 |
| 途中で解約した場合 | 解約返戻金の有無・金額、元本割れや市場・為替リスクはあるか。 |
公的保障を先に確認する
病気やけがの医療費には公的医療保険、死亡時の家族の生活費には遺族年金、働けない期間には加入状況に応じて傷病手当金・労災保険・障害年金、介護には公的介護保険が関係します。受けられる給付は働き方や年齢などの条件で異なります。公的保険と民間保険の関係を確認し、不足しそうな範囲から民間保険を検討してください。
死亡に備える
病気・けが・働けない期間・介護に備える
教育資金・老後資金を準備する
- 学資保険
教育資金を使う時期と払込免除・途中解約を確認。
- 学資保険とNISA
教育資金の使う時期と価格変動から準備方法を比較。
- 個人年金保険
公的年金を確認したうえで老後資金を考える。
- 個人年金保険とNISA
流動性、税制、運用リスクの違いを比較。
- 公的年金と私的年金
民間の年金商品を考える前に公的制度を確認。
運用性・その他・全体比較
- 変額保険
死亡保障と運用成果が結びつく契約の市場リスクを確認。
- その他の生命保険・共済
JA共済、少額短期保険など、取扱主体や保障条件の違いを確認。
- 生命保険の種類を比較
目的と必要な期間を揃えて複数の種類を見比べる。
公式情報
- 生命保険文化センター「生命保険の種類」:主契約・特約を確認。
- 金融庁「公的保険ポータル」:公的保障と民間保険の役割を確認。
- 金融庁「保険契約にあたっての手引」:契約前に不明点を整理。
次にやること
上の図から備えたい目的を選び、該当する種類の記事を読んでください。すでに契約がある場合は保険証券を手元に置き、保障額・期間・保険料・特約・支払対象外を照らし合わせましょう。