保険料を払えなかったとき

保険料の払込猶予期間とは

払込期月に保険料を払えなくても、すぐに契約が失効しないよう、支払いを待つ所定の期間です。

払込猶予期間は、契約を有効に続けるための支払期限を確かめるときに重要です。期限は「引落しに失敗した日」から一律に数えるものではなく、払込期月、払込回数、商品・契約条件で異なります。通知書と約款で未払額・期限・支払方法を確かめてください。生命保険文化センターの説明には、月払・半年払・年払の例があります。

期限はどう決まるか

第2回以降の保険料についての一般的な期限例
払込回数猶予期間の例
月払払込期月の翌月1日から末日まで。
半年払・年払払込期月の翌月1日から翌々月の月単位の契約応当日まで。応当日がない月や月末日の特例もあります。
初回保険料・一部の商品第2回以降と違う期限や、猶予後に失効ではなく解除・消滅となる条件もあります。契約先の約款で個別に確認してください。

表はすべての契約に当てはまる日程ではありません。たとえばなないろ生命のFAQでは異なる猶予期間と未払消滅の扱いが示されています。特に初回保険料は、保険会社の約款例でも第2回以降と別に定められています。

月払なら、いつ失効するのか

4月が払込期月の月払契約の場合(一般的な例)
  1. 4月:払込期月4月分の保険料が未払いになる
  2. 5月:猶予期間5月末までに契約先が指定する方法で支払う
  3. 6月1日以降:失効の可能性未払いのまま猶予が終わり、自動振替貸付等も適用されない場合

図は月払の一例です。実際の失効日や「解除」「消滅」の扱いは、契約の約款と保険会社からの通知で確認してください。

第2回以降の保険料について、猶予期間中は通常、契約の保障が続きます。ただし、期間中に保険金・給付金の支払事由が起きたときの未払保険料の精算は契約条件で確認してください。生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会は、死亡保険金から未払保険料を差し引く取扱いを説明しています。

引き落としができなかったら

  1. 保険会社の通知・マイページで未払保険料の対象月と合計額を確認する。翌月に2カ月分の再振替となる契約もあります。
  2. 自分の契約の猶予満了日と入金方法を確認し、再振替を待つだけでよいか、別に手続きが必要かを尋ねる。
  3. 期限までの支払いが難しければ、自動振替貸付の対象か、保障・保険料の調整が可能かを契約先に相談する。

口座から引き落とされなかった場合の順序は口座振替の記事、すでに猶予を過ぎた場合の効力は失効の記事で確認できます。