保険価額とは?保険金額・支払保険金との違い

保険価額は、損害保険で保険の対象を金銭的に評価した額です。契約で決める補償額や、事故後に受け取る金額とは分けて考えます。

3つの「額」は何が違う?

たとえば建物や家財の保険では、保険の対象の評価額と、契約で設定した金額が異なることがあります。日本損害保険協会の用語集と火災保険の解説では、次のように区別しています。

損害保険で使う金額の違い
用語意味
保険価額建物・家財など、保険の対象を金銭的に評価した額。
保険金額契約で設定する金額。支払われる保険金の限度額となる。
支払保険金事故による損害を確認した後、契約条件に基づいて実際に支払われる額。

保険価額の評価基準は時価と再調達価額などで異なり、保険金額との関係や支払方法も契約によって変わります。証券にこの用語がある場合は、対象物の評価方法、保険金額、支払方法を保険会社に確認してください。

生命保険の保障額とは別の考え方

人の生命を建物のように金銭評価して死亡保障額を決めるわけではありません。生命保険の死亡保険金額は、遺族の生活費から遺族年金、貯蓄、勤務先の保障などを差し引いて考えます。詳しくは死亡保障の必要額をご覧ください。