この記事は、保険の相談先を選びたい方に向けた案内です。2013年の旧記事に掲載した加入経路の割合は現在の選び方の根拠にしません。まず公的保障と家計で賄える範囲を確かめ、民間保険で補いたい保障を大まかに書き出すと、相談先での話が具体的になります。
相談先ごとにできること・確認したいこと
| 相談・加入方法 | 使いやすい場面 | 事前に確認すること |
|---|---|---|
| 保険会社のWebサイト・通信販売 | 条件を自分のペースで確認し、直接申し込む | 取扱商品、告知方法、支払対象外、質問・請求窓口 |
| 保険会社の担当者 | その会社の商品や既契約の手続きを詳しく聞く | 提案の対象商品、現在の契約との違い、担当者が変わった後の窓口 |
| 複数社を扱う代理店 | 取扱範囲内で複数の候補を比較する | 取扱会社・商品、候補を絞った理由、契約後の連絡先 |
| 費用を払って相談するFP等 | 家計・公的保障と保険の役割を先に整理する | 料金、相談範囲、保険商品の販売・紹介を行うか |
「無料相談」でも民間の代理店・紹介サービスなら、取扱商品や提携先の範囲があります。複数社を扱う相談先でも、全社・全商品から選べるわけではありません。提案を受けたら、金融庁の比較推奨に関する指針が重視するように、候補を絞った理由と比較条件を尋ねてください。FP資格があることだけで、相談の独立性や取扱範囲は判断できません。
相談前に聞くことを決める
- 必要な保障と予算。公的保険、勤務先の制度、預貯金を確認し、「何の不足を、いつまで補いたいか」を伝えます。数字が決まっていなくても、分からない点をそのまま相談できます。
- 提案の範囲と理由。どの会社・商品を扱い、なぜこの候補を示すのかを聞きます。見積もりは保障額・期間・払込期間・特約をそろえて比べます。
- 契約前後の対応。告知は誰にどう伝えるか、支払対象外は何か、相談料やその後の連絡方法、契約後の変更・請求窓口を確認します。
相談の場で契約を即決する必要はありません。契約概要・注意喚起情報・約款を持ち帰り、不明点は保険会社へ確認します。告知義務は、募集人への口頭説明だけでは足りない場合があるため、所定の告知方法を確認してください。
相談したい内容に合わせて選ぶ
- 加入中の保険を確認・請求したい:まず契約先の保険会社へ。証券番号や加入時の資料を用意します。
- 複数の見積もりを比べたい:代理店の取扱範囲と推奨理由を確認し、必要なら各社の公式見積もりも取ります。
- 家計の整理から始めたい:相談の料金・取扱範囲を確かめ、保険販売を行うかどうかも聞きます。
- 契約トラブルや苦情がある:契約先に確認したうえで、生命保険協会の生命保険相談所も利用できます。ここは商品を選ぶための販売窓口ではありません。
各相談方法の詳しい違いは、ネット保険の確認点、保険会社の担当者への相談、保険ショップの使い方で確認できます。
次にやること
契約前の確認には、生命保険文化センターの契約にあたっての手引も役立ちます。