契約転換制度とは?旧契約と新契約の比較点

転換は今の契約を活用して新たな保険に加入する方法です。保険料が一時的に軽く見えても、元の保障や積立部分を失う可能性があるため、新旧の条件を並べて確認しましょう。

転換は旧契約を活用して新契約に入る方法

契約転換制度(けいやくてんかんせいど)は、現在の契約の積立部分や積立配当金などを「転換価格」として、同じ保険会社の新しい契約の一部や保険料の一部に充てる方法です。一般的には元の契約は消滅しますが、一部を残す分割転換を扱う会社もあります。転換価格を単純に「今の解約返戻金と配当金の合計」と決めつけず、契約先の試算を確認してください(生命保険文化センター「転換制度」)。

新旧比較書面で見る4項目

転換を決める前に保険会社へ示してもらう内容
項目確認すること
残る保障主契約・特約ごとの保険金額、支払事由、保障期間。旧契約の保障が転換後も同じとは限りません。
保険料転換直後だけでなく、転換価格の充当が終わった後や更新後の保険料、払込総額。新契約は転換時の年齢・保険料率で計算されます。
積立部分現在の解約返戻金、転換価格の額と充当先、転換後の解約返戻金。予定利率の違いも確認します。
引受条件新契約に必要な告知・診査、付く可能性のある特別条件、成立しなかった場合の扱い。

保険会社が転換を勧める場合、新旧契約の比較と、旧契約を続けたまま見直す方法を示す説明書面が用意されます。署名する前に受け取り、不明点はその場で確認してください。予定利率が変わると、保険種類によっては保険料が上がる場合があります(生命保険文化センターの注意点)。

転換以外の選択肢も比べる

今の保障の一部が不要なら減額、保障を増やしたいなら追加契約や特約の中途付加など、旧契約を維持する方法も検討できます。取扱いは商品・保険会社で異なります。死亡保障の必要額は公的な遺族保障や貯蓄も踏まえ、保険の見直しで整理してください。

次に、契約先へ旧契約を継続した場合と転換した場合の書面を同じ時点で作成してもらい、保障・保険料・返戻金を並べます。転換の成立前に自分で旧契約を解約せず、告知や新契約の条件を確認してから判断してください。