掛け捨て型の保険とは?保障期間と戻るお金の確認点

「掛け捨て」は、満期金や解約時に戻るお金がない・少ない保険を指すときによく使われます。保障期間や払込期間まで一律に決まる言葉ではありません。

掛け捨てでも、保障がないわけではない

定期保険は一般に掛け捨てと呼ばれ、保険期間中に支払事由が起きなければ満期金を受け取れない商品が多くあります。一方、医療保険にも解約返戻金をなくす・少なくする商品があります。掛け捨ては特定の商品種類や約款上の一律の条件を示す名前ではありません(生命保険文化センターの定期保険の説明、同センターの医療保険の説明)。

保険期間中に死亡・入院など約款で定めた支払事由に該当すれば、契約に応じた保険金・給付金を受け取れます。何も起きなかったときに戻るお金がないことと、保障を受けられないことは別です。

「掛け捨て」の前に見る3項目

契約書類で確認したい期間と返戻金
項目確認すること
保障期間一定期間で終わるのか、一生涯続くのか。更新型なら更新後の保険料と終了年齢も確認する。
保険料払込期間いつまで払うか。終身保障の医療保険でも、一定年齢で払込が終わる契約があります。
満期金・解約返戻金受取の有無と金額。解約返戻金が「ない」契約と「少ない」契約は分けて読む。

同じ目的・保障額・期間で比べると、返戻金を抑えた商品は保険料を抑えられる場合があります。ただし、安さだけで選ばず、支払対象外や告知条件、家計が負担できる保険料も確認してください。

死亡保障なら遺族年金や貯蓄を確認し、必要な期間を定期保険の解説で整理できます。医療保障なら高額療養費制度など公的保障を確認してから、医療保険の考え方を見てください。