2013年当時の金利や株価の見通しは、今の学資保険を選ぶ根拠になりません。現在の受取額・保険料・配当の扱いは、検討する商品の最新の設計書と約款で確認してください。
無配当で「ない」のは契約者配当
無配当型は、保険会社の剰余金に応じた契約者配当を受け取らない設計です。契約で定めた学資金や満期金まで受け取れないという意味ではありません。有配当型でも、将来の配当額は確定していません。保険会社ごとの条件が違うため、「無配当なら必ず得」「有配当なら受取総額が多い」とは言えません。生命保険文化センターの配当金の説明で仕組みを確認できます。
予定利率は保険料計算に使う率で、契約者が受け取る利回りそのものではありません。返戻率も、同じ受取時期・払込期間・祝金の扱いで比べなければ、教育費を使う時点の手元資金を判断できません。
二つの見積もりを並べるとき
| 項目 | 比べる内容 | 誤解しやすい点 |
|---|---|---|
| 払込保険料 | 年払・月払、払込期間、払込総額 | 月額が低くても長く払えば総額は変わる |
| 確定した受取額 | 祝金・学資金・満期金とそれぞれの受取時期 | 将来の配当予想を確定額へ足さない |
| 契約者配当 | 配当の有無、支払方式と予想表示の前提 | 有配当でも配当額は保証されない |
| 途中解約 | 進学前に解約した場合の返戻金 | 満期の返戻率から途中の受取額は分からない |
| 払込免除 | 誰の死亡・所定の状態で、いつから免除されるか | 保障内容や適用条件は商品ごとに異なる |
比較する際は、確定額と将来の配当見込みを別の欄に書き、教育費を使う年ごとの受取額を見ます。配当の予想額を含む表示は、生命保険文化センターの注意事項も確認してください。
親に万一のことがあった場合
学資保険の保険料払込免除は、契約で定めた条件に当てはまった場合の仕組みです。死亡保険金や毎月の生活費を直接受け取る保障と同じではありません。家族の生活費は、条件を満たせば受けられる公的な遺族年金、貯蓄、死亡保障と分けて確認します。払込免除の適用条件は生命保険文化センターのQ&Aと契約先の約款で確認してください。
入学金など近い時期に使う資金は、必要なとき引き出せるかが重要です。学資保険と預金・NISAの役割は学資保険とNISAの比較で詳しく扱います。NISAでは投資先の価格が変動し、必要な時期に元本割れしている可能性があります。