死亡保障に充てる「純保険料」の一部
危険保険料(きけんほけんりょう)は、生命保険の保険料を理論上分けたとき、死亡保険金の支払いに充てる部分です。契約者が払う保険料は、保険金の財源となる「純保険料」と、契約管理などの費用となる「付加保険料」から構成されます。純保険料はさらに、死亡保障に充てる危険保険料と、将来の支払いに備える貯蓄保険料などの区分で説明されます。
国税庁の研究資料も危険保険料を理論上の区分として説明しています。契約者ごとの独立した口座残高や、解約時に返ってくる金額を指す言葉ではありません。
「定期保険の保険料=危険保険料」ではない
定期死亡保険は貯蓄性が低い商品でも、実際に払う保険料には契約管理などの費用が含まれます。また、同じ保険金額でも加入年齢、保障期間、払込方法、健康状態などで保険料は変わります。したがって、払込額から危険保険料の金額を単純に逆算することはできません。
終身保険や養老保険では、将来の保険金などに備える部分もあります。ただし、貯蓄保険料の累計がそのまま解約返戻金になるわけではありません。全体の構造は図解のある貯蓄保険料と解約返戻金で確認できます。
保険料を比べるときは
危険保険料という内訳だけで商品を選ぶ必要はありません。まず遺族年金などの公的保障と預貯金を踏まえて必要な死亡保障額を考え、そのうえで同じ保障額・期間・払込条件の見積もりを比較します。必要な死亡保障額の考え方も参照してください。
関連する用語:純保険料、付加保険料。JAIFAの保険料の説明でも両者の違いを確認できます。