今の保障額を増やしたいとき

中途増額とは

中途増額は、契約途中で保障額を増やすことです。既契約そのものを増額する方法と、新しい特約・別契約を加える方法では手続きも契約条件も異なります。

「中途増額」は契約の途中で保障額を増やすことを指します。ただし、どの変更を「増額」と呼ぶか、何を追加できるかは商品ごとに異なります。生命保険文化センターの見直し手引は、保障を増やす方法として追加契約、特約の中途付加、転換を区別しています。既契約の保障額そのものを増やせる商品もあります。

何を増やすかで手続きが違う

死亡保障を増やす場合の主な方法
方法変更される部分
既契約の増額今ある契約・特約の保険金額を増やす。取扱いがない商品もあるため、保険会社に可否と増額分の条件を確認する。
特約の中途付加今の契約に定期保険特約などを追加する。主契約と新しい特約で保障期間が異なる場合がある。
追加契約今の契約は残し、別の保険を契約する。保険料、保障開始日、満了日を2契約に分けて管理する。

メットライフ生命の契約者向けQ&Aも「特約中途付加」と「増額」を別の手続きとして案内し、商品・契約状態によっては扱えないとしています。転換は旧契約を利用して新契約へ移る方法で、単なる上乗せとは異なります。詳しくは契約転換の注意点を確認してください。

見積りで比べる条件

  • 不足する額と期間:必要な死亡保障額を、公的遺族保障や預貯金を踏まえて確認する。大きく増やすこと自体を目的にしない。
  • 引受けと開始日:増額分や新特約・追加契約には、告知や診査が必要な場合がある。申込みだけで新しい保障が始まるとは限らない。
  • 保険料と満了日:増額部分は変更時の年齢などを基に計算される場合がある。同じ保障額・期間にそろえ、現在分と追加分の保険料、更新後の負担を比較する。

生命保険文化センターの特約中途付加の解説では、告知や変更時の年齢による保険料、取り扱わない会社がある点を確認できます。見積りを依頼するときは保険証券を手元に置き、「どの方法が可能か」「増額部分はいつから有効か」「変更後にいくら払うか」を契約先に書面などで確認してください。