民営化によって古い契約が失効したわけではありません。
- 2007年9月30日以前簡易生命保険旧日本郵政公社で加入。契約は郵政管理・支援機構へ承継
- 2007年10月1日以降かんぽ生命の保険かんぽ生命との契約。新たな簡易生命保険には加入できない
- 現在どちらも郵便局で手続き可能古い契約の管理業務も、かんぽ生命が受託している
契約日だけで支払可否は決まりません。自分の契約に適用する約款と現在の契約状態を確認してください。
旧簡易保険と現在のかんぽ生命の違い
| 確認点 | 旧簡易生命保険 | かんぽ生命の保険 |
|---|---|---|
| 加入した時期 | 2007年9月30日以前 | 2007年10月1日以降 |
| 契約上の相手 | 郵政管理・支援機構が旧日本郵政公社から承継。かんぽ生命が管理業務を受託 | 株式会社かんぽ生命保険 |
| 保険金等の政府保証 | 契約が消滅するまで継続 | 政府保証はなく、他の生命保険会社と同様に保険契約者保護制度の対象 |
| 約款の確認先 | 機構の簡易生命保険約款 | 契約時期に合う過去のしおり・約款 |
政府保証の有無と、個別の保険金が支払対象になるかは別の話です。請求の可否は契約の約款・事実関係で確認します。旧契約も民営化だけを理由に保障が変更されたわけではありません。
旧契約の手続きはどこへ?
かんぽ生命の案内によると、旧簡易生命保険の保険金請求や住所変更は、民営化後も郵便局の窓口で行えます。管理主体が違うからといって、契約者が機構と直接やり取りしなければならないわけではありません。現在の手続き一覧で、相談したい内容と必要書類を確認してください。
旧証書に昔の機構名が印刷されていても、名称変更だけで証書は無効になりません。証書の記号番号、契約日、保険種類、受取人を控え、該当する約款が分からなければ郵便局・かんぽ生命へ照会します。現行商品の説明を旧契約に当てはめないことが大切です。
親など家族の証書を確認するとき
親の保険証書が見つかった場合は、まず契約者・被保険者・受取人と契約日を確認します。家族というだけで契約内容の照会や変更ができるとは限りません。本人が元気なうちに、かんぽ生命のご家族登録制度・契約者代理制度・指定代理請求制度の対象や手続きを確認しておくと、必要なときの連絡がしやすくなります。
契約者や受取人が亡くなっている場合は、保険契約者や受取人に不幸があった場合の公式案内から必要書類を確認してください。複数の証書があるなら、すべての記号番号を控えて窓口へ伝えます。
これから加入する場合の確認点
かんぽ生命の新しい契約を検討するなら、先に公的保障と貯蓄でまかなえる範囲を確認し、民間保険で補いたい死亡保障や医療保障の金額・期間を決めます。郵便局で申し込めることだけで選ばず、他社の同じ目的の商品とも保険料総額、支払条件、解約返戻金を比べます。
かんぽ生命には法令に基づく加入限度額があり、被保険者の年齢や既契約によって扱いが異なります。旧簡易保険とかんぽ生命の契約を通算して確認する場合もあるため、公式の重要なお知らせと自分の契約状況を照合してください。金額だけを一般論から当てはめないでください。
医師の診査不要でも、告知は確認する
かんぽ生命は医師による診査が不要な商品を案内していますが、それだけで告知が不要になるわけではありません。公式の告知案内では一部商品を除き健康状態などの告知が必要とされています。質問表を読み、通院歴や検査結果などは質問に沿って事実を伝えます。回答に迷う場合は申込前に公式窓口へ確認してください。
今の契約を見直す場合
旧契約の政府保証を理由に必ず残す、または古いから解約する、のどちらも一律には決められません。死亡・医療・満期など契約の役割、現在の保険料、解約返戻金、特約、受取人を確認し、公的保障や他社契約との重複を見ます。解約・減額前に、手元に残る保障と受け取る金額、税金、加入し直す場合の告知条件を契約先に照会してください。
証書を確認する4項目
- 契約日が2007年9月30日以前か、それ以降かを確認した
- 証書の記号番号、保険種類、契約者、被保険者、受取人を控えた
- その契約に適用する約款と、現在の契約状態を確認した
- 請求・解約・家族の照会など、窓口に聞きたいことを整理した
公式資料
- かんぽ生命「簡易生命保険契約に関する重要なお知らせ」:政府保証と加入限度額
- かんぽ生命「民営化後の簡易生命保険のお手続き」:旧契約の窓口
- 郵政管理・支援機構「簡易生命保険約款」:旧契約の支払条件
- かんぽ生命「過去のしおり・約款」:民営化後の契約
次にやること
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