このページは2013年の標準利率引き下げ報道を振り返る過去記事です。旧本文にあった「全商品が値上がりする」「当時の3月までに加入すべき」と受け取れる記述は現在の判断に使えません。掲載していた複利計算にも誤りがあり、数値例は撤回しています。
報道は自分の契約に当てはまる?
標準利率は保険会社が将来の支払いに備える責任準備金の計算に関わる基準です。個々の契約の保険料や、契約者が受け取る利回りではありません。ニュースを見ただけで、今の契約の保険料が変わるとは決められません。
| 自分の状況 | 最初に確認すること | 確かめる資料 |
|---|---|---|
| 加入中で更新予定がない | 今の契約の保険料が変わる条件はあるか | 保険証券、払込予定、約款、契約先の案内 |
| 更新型の保障がある | 主契約・特約のどの保障が、いつ更新されるか | 更新通知、更新後の保険料、変更手続きの期限 |
| 新規加入・転換を検討中 | 改定対象の商品・契約日と、自分の見積条件が一致するか | 最新の見積書、契約概要、告知・引受条件 |
更新型では、更新時の年齢や保険料率で保険料が再計算されることがあります。主契約が一定でも、更新型の特約だけ保険料が変わる場合もあります。逆に、ニュースの改定対象外の商品もあり得ます。生命保険文化センターの更新の説明で仕組みを確認し、自分の契約条件は保険会社に確かめてください。
見積もりを比べる前の3つの質問
- 改定の対象はどこか。保険会社の発表で、商品名、主契約・特約、新契約日や更新日を確認します。別の商品や過去の契約に一律に当てはめません。
- 自分の保障はどう変わるか。現在と更新後で保障額・期間・支払対象外・更新可能年齢を比べます。保険料の月額だけでなく、払込が続く期間も見ます。
- 変更する場合の不利益は何か。既契約の解約返戻金と、新契約の告知・引受条件、保障の責任開始日を確認します。契約先から書面で比較結果を受け取ります。
公的保障や手元資金で賄える範囲を確かめ、民間保険で補う額を決めてから比較します。保険料のニュースだけを理由に保障を減らしたり、解約したりしないでください。定期保険の更新と契約転換の注意点も確認できます。
次にやること
標準利率と予定利率そのものの違いは、2013年の標準利率報道と保険料の見方で確認できます。制度上の位置づけは金融庁の標準責任準備金制度資料を参照してください。