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4月から生命保険の保険料の引き上げが行われます。対象となるのは、4月以降に新たに契約する保険です。既契約は上がりませんが、更新が行われる場合はそれに応じて保険料がアップすることになります。
生命保険会社に支払う保険料は「標準利率」と呼ばれる利率によって一部計算されています。この標準利率には契約者に約束する運用利回りである「予定利率」の目安となっているものです。
この標準利率が現行の1.5%か1.0%に引き下げられることで、保険会社は約束する保険金の支払い原資確保のために保険料値上げとなるのです。
標準利率は保険会社が責任準備金を運用するときの計算上の利率となります。
たとえば、10年後将来の保険金支払額見積もりが1億円だとします。
そのために必要な現在の資金はいくらになるでしょうか?
標準利率が1.5%の場合)
10年間の複利だと約1.015%
この計算だと現時点で:約9852万円が必要
標準利率が1.0%の場合)
10年間の複利だと約1.010%
この計算だと現時点で:約9900万円が必要
という計算になります。
標準利率が1.5%→1.0%に引き下げられたことで現時点で必要な責任準備金の金額は約48万円アップしているのがわかるかと思います。この穴を埋めるためには、保険会社は「保険料のアップ」を迫られることになるわけです。
基本的に標準利率の見直しは支払う保険料の内「責任準備金」への積立が大きなものほど影響を受けやすいといえます。
そのため、貯蓄性の高い「終身保険」や「養老保険」などは影響が大きく、逆に貯蓄性のない「定期保険」などはほとんど影響を受けません。
標準利率の引き下げは2013年4月1日以降に契約する保険に適用されます。
そのため、それまでの期間に契約をすれば現在の標準利率を元にした計算で保険に入ることができます。貯蓄性の高い保険へ入ることを検討しているのであれば、それまでの加入をお勧めします。
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