標準生命表が11年ぶり改定、標準生命表2018年で保険料はどう変わる?
標準生命表という、生命保険などの保険料算定に用いられる公的な資料が改定されました。日本アクチュアリー会が金融庁から依頼を受けて作成する資料で、保険計算の基本となる重要データです。
この標準生命表2007が標準生命表2018にアップデートされることで保険はどう変わるのか?まとめていきたいと思います。
そもそも標準生命表とは何か?
男女別、年齢別に
- 生存数
- 死亡数
- 死亡率
- 平均余命
といったデータが統計的にまとめられているものです。だれでも見ることができます。
平均余命というのは、「今○○歳の人は統計的にあと何年生きるか?」というものです。たとえば標準生命表2018によると
36歳(男性)の平均余命は「45.71」です。今36歳の人はあとこれくらいは平均的に生存できるということを意味しているわけです。
標準生命表は何に使われる?
標準生命表は、保険業法によって保険会社の「標準責任準備金」の計算に使われます。
標準責任準備金とは、保険会社が設定する保険料に関わらず、保険会社の健全性維持のために標準とする責任準備金です。
標準生命表のアップデートで何が変わる?
保険料に影響を与えます。
「生命保険料の決まり方」で説明していますが、保険料は「死亡保険料」「貯蓄保険料」「付加保険料」で構成されています。
その中の死亡保険料は「生命表」における死亡率を元に計算します。
標準生命表2018では、全体的に死亡率が低下しています。そのため、死亡保険料に対しては安くなる働きが起こります。一方で、長生きをする人が増えることで医療保険や年金保険などは保険料が高くなる働きをします。
就業不能保険やトンチン保険なども上昇することになるでしょうね。
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