低解約返戻金型保険

 

低解約返戻金型保険について

定期保険の一種ですが、「運用性・貯蓄性」を重視した保険となっています。契約から一定期間は極めて低い解約返戻金しか出ませんが、払い込み期間終了後は急激に返戻率が上昇する保険となっています。保障+運用性が確保されている保険で、学資保険(こども保険)の代替としても利用がすすんでいます。

なお、定期保険タイプではなく終身保険タイプもあります。その場合は低解約返戻金型終身保険などとも呼ばれます。

 

低解約返戻金型保険のしくみ

低解約返戻金型定期保険は、加入から保険料の払込期間中は解約返戻率が低い期間が続きます。その後、払い込み期間終了時点から返戻率が急激に上昇してプラスに転換します。
その後も、緩やかに返戻率は上昇していき、いつでも解約できるような状況になります。
(参考:解約返戻金とは?

低解約期間が過ぎた後は、いつでも解約できる(解約時にプラスになる)ので、貯蓄性のある保険として利用されています。

 

低解約返戻金型保険はどのように活用されているの?

低解約返戻金型定期保険は、学資保険の代わりに使われるケースが増えています。
特に、学資保険と比較しても高い返戻率が魅力です。

返戻率というのは、解約した時に、投資した金額(支払った保険料総額)の何%が返戻金として戻ってくるか?というものです。100%を超えれば収支はプラス。100%を割れば元本割れとなります。

たとえば、子供が生まれたときに、加入。
保険料の払い込み期間を10年としたとします。月々1万円の保険料で死亡保障は300万円です。これにより契約者(被保険者)に万が一のことがあれば、300万円の死亡保障が発生します。

さらに、これに加えて、10年目の払い込みが完了すると、それ以降も保障は継続しますが、返戻率も100%を超えます。そのため、いつ解約しても「得」ができる状態となるわけです。

そしてこの解約を子供の学費が多くかかる大学入学の時期に解約します。たとえば18年後に解約するとします。このときの返戻率が120%。払い込み総額は1万円×12か月×10年なので総支払い保険料である120万円の+20%である144万円を解約返戻金として受け取ることができるわけです。

このように、保険料払い込み期間+その後解約までの間は死亡保障を、さらに払い込み期間終了後は100%を超える返戻率による解約メリットがある生命保険となるわけです。

さらに、株などの投資に対する税金は毎年かかりますが、このタイプの保険での運用益は「(運用益-50万円)÷2」 が一時所得としての課税になるため、税メリットもあります。
また、保険料は毎年の控除の対象にもなります。

近年では、この保険を従来の学資保険に変わる保険として付ける方が増えています。

 

考えておきたいリスク

最終的な利回り(返戻率)は学資保険(こども保険)と比べても高いので有利に見えますが、一方でリスクもあります。

それは「解約リスク」です。「貯蓄保険で考えておきたい「途中解約リスク」」でも説明していますが、こうした保険の返戻率は100%を超えます。
しかしながら、低解約返戻期間中はこれが50%とか60%とかいうように極端に小さく設定されています。

この期間中に何らかの事情で保険料が払えない場合、解約となってしまいます。こうなると多くの損失が発生することになります。

 

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