こども保険(学資保険)の特徴や選び方、メリット・デメリット

 

こども保険(学資保険)について

こども保険とは学資保険などとも呼ばれますが、主に子供の教育・結婚・独立に関する資金を計画的に準備するためにその保護者が加入する保険です。ここではこども保険の仕組みと実際にどのような保障やサービスが提供されるのかをわかりやすく説明していきます。

 

こども保険(学資保険)のしくみ

こども保険は、子供を被保険者として親(または祖父母)を契約者とするもので、被保険者が満期時に生存していた場合は満期保険金が支払われ、死亡した場合は払込保険料相当額の死亡給付金が支払われる保険です。

こども保険の大きな特徴は契約者(両親・祖父母)が死亡した場合、以後の保険料の払い込みが免除され、満期時には満期保険金が支払われますので、子供に対する保障としても活用することができます。

 

一般的に、学資保険は「子どもの教育資金などのための積立」として利用されることが多いです。満期を子どもの大学進学時期などに合わせておくことで、沢山のお金がかかる時期にまとまったお金を用意するという「積立的な性質が強い保険」です。

 

子どもがいる世代での加入率はいまだに高い

ソニー生命が2012年に実施した調査(アンケート)によると、子どもがいる世帯における学資保険への加入率はおよそ70%程度を超えており、多くの人が子どもの教育資金のために学資保険を選択しているという事実があります。

また、別の調査によると学資保険に加入しないアンケート調査ではその上位に「経済的余裕がないため」という回答があり、経済的余裕があれば学資保険に加入したかったと考えている層も多いことがうかがえます。

 

こども保険(学資保険)は本当に有利なのか?

実はこれには疑問符も付きます。
昔と比べて予定利率が大きく引きさがった今、保障性の高い学資保険は返戻率が100%を下回る(総トータルでマイナス)となる商品も登場しています。

保証を最小限にして利回りを高めているタイプもありますが、他の運用商品と比較して特別優れているというわけでありません。

現在販売されている学資保険の多くは「無配当タイプ」なので、将来金利が上昇するなど運用環境が改善された場合には逆にマイナスになる場合もあります。

この点については「無配当の学資保険とアベノミクス」でも説明しています。

 

こども保険(学資保険)の選び方

こども保険を選ぶ場合は「保障」を重視するのか、それとも「運用性」を重視するのかをまず最初に決めておく必要があります。
保障を重視するこども保険の中には、総保険料が満期保険金よりも高くなってしまうようなケースもあります(返戻率が100%を下回るケース)。

逆に運用性を重視しているタイプは保障は最低限ですが、満期まで保険料を支払った場合、総保険料よりも受け取る満期保険金の方が大きくなります。

また、ご両親が高齢だったりする場合などは、保険料部分が大きくなってしまい運用性が大きく落ち込むケースもあります。

こども保険(学資保険)を選ぶときは、実際の運用額等のシミュレーションをもらった上で、これをこども保険(学資保険)で実現すべきなのか?それとも保険以外の運用商品(積立定期貯金、株式投資、投資信託など)で実現すべきなのかを検討するようにしましょう。

 

子供の学費=こども保険(学資保険)」と考えている方も多いかとは思いますが、どの金融商品も一長一短です。

様々な金融商品を比較しながらぜひ検討してください。

あと、注意点の一つとして「解約しないことが大切」という点も忘れてはいけません。
貯蓄保険で考えておきたい「途中解約リスク」(2014年4月21日)」でも書いていますが、学資保険のような貯蓄型の保険は途中解約した時のリスクが大きいです。

 

基本的には返戻率の高いものをチョイスする

学資保険については満期時の返戻率が高いものを選択しましょう。
返戻率が高いものほど、契約者にとっては有利となります。返戻率については各社に具体的に試算してもらうと良いでしょう。

生命保険無料相談サービス」などを活用すれば一度で複数の保険会社の見積もりをとることができます。

 

こども保険(学資保険)と祝い金はあくまでもおまけ

こども保険の基本形態は「こども保険のしくみ」で説明した通りなのですが、近年主流となっているこども保険には「祝い金」や「年金」が付いているタイプが多くなっています。

祝い金は満期日以前にも主に学校への入学時期などに併せて一定の金額が祝い金として支給されるもので、学費が必要となる学校への入学時にサポートを受けることができます。(祝い金をもらわないでその分を満期時に満期保険金として受け取ることもできます)

これは、本当にもらっているわけではなく、あくまでも保険料として積み立てていた一部の払い戻しに過ぎません。「祝い金分だけ得をしたという話ではありません」のでご注意ください。

 

 

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